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2011年9月16日(金) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | 薪ストーブ岡山県の『蒜山の住宅』に設置されたの薪ストーブです。薪ストーブは設計当初からの奥様の強い要望で建築費に盛り込まれました。予算を考えるとなかなか余裕が無かったのですが、あれを止め、これを我慢しと苦心されての末やっと納まりました。 ご主人が押し切られたような形だったのですが、いざ使い始めると、燃やすのが面白いと、もっぱらご主人が火の当番をされているのだそうです。確かに薪を燃やす行為はどことなく懐かしくて五感に訴えてくるものがありますね。昔は良く焚火して遊べたものですが、最近はそれも出来なくなってきました。 暖房効率ですが思われていた以上に良いようです。夜寝る前まで燃やしておくと、朝方までなんとなく暖かいようですし、ロフトなどは少し暑いくらいなのでカウンターアローを動かして拡散させているとのお話でした。カウンターアローは吹抜け上部と床下をつなぐダクト式の送風機です。空気を循環させて上下入れ替えることができます。 また、この家は真ん中に中庭があって中庭に向けた開口部も大きいのですが、あまり熱が抜ける感じはしないようです。 薪ストーブは土間を切って設置しました。防火のこともありますが、なりより薪を置くスペースが必要です。一日でも結構な量の薪を使うのでいちいち運ぶのは面倒な作業です。小さいスペースでもいいから薪置き場があったら・・・ということで玄関と土間続きのスペースを設計しました。 薪代も大変です。薪ストーブ専用の薪があるのですが、一束400円〜600円程度します。一日に一束使ったとしても1シーズン150束程度は必要になるのだそうです。 この家の場合は、そのあたりの節約も考慮して、建築中から木材の端材を捨てないで取り置きしていました。竣工までに結構な量がたまりました。もしコンテナに捨てたら逆に産廃費用がかかりますので、二重の得になりました。 それも1年で無くなってしまったそうですので、結構な量の薪が必要なのだと判ります。そこで、現在建築中の『波入の住宅』の建築主さんに相談して端材を分けていただくように相談しました。どちらにも得なる話なので、快く受けていただけました。 | 建材の値段 (その他の体験ブログ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | |||||||||||||||
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