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2011年2月1日(火) ![]() ![]() ![]() ![]() | 新築祝い先月初め、中海の家の新築祝いにご招待されたのでおじゃましました。 山陰地方は希にみる豪雪で、今年は正月から電気が止まったり道路に出れなかったりで大変でした。まだその雪も残っていて、新築の家がより一層奇麗に引き立ちます。 職人さんたちも久しぶりの再会いだったようで、正月の豪雪の苦労話とかをさかなに、盛り上がりました。 馬場電気さんは、停電とかのせいもあって、正月から大忙しだったそうです。雪の重みで鉄柱が倒れたりしたのが原因のようですが、あんな細い電線にいくら雪が積もったからといってそんなに重くなるのか疑問に思いますが、長いので合計するとそうとうな重量になる、また、雪も付着すると結構な団子状態になるので体積も増えると誰かが教えてくれました。 基礎工事のゆみはまさんは、重機があるので頼まれてずーっと雪かきをしていたそうです。特に病院やスーパーの駐車場などなかなか専門業者に頼んでも来てくれないので、大変重宝がられたとの事。 『やってもお代は貰うわけにはいかないから・・・』非常事態なので助け合いの精神でボランティア活動だったようです。 思えばここに集まっている人たちは、物づくりのプロたちです。社長だったり一人親方だったりで、自分の胸三寸でプロの仕事をしてくれます。大変頼もしい人たちです。 オープンシステムの現場でもいろんな場面でその職能に助けてもらいました。現場は図面どおりにはいきません。予期せぬ障害が多々あるものですが、職人さんたちはその解決法を知っています。そしてそれを実行してくれるときには、大抵の場合、建築主に利益をもたらす結果となります。 家づくりは建ってからも、自然との戦いです。もしもの時にすぐに解決してくれるこんな「7人の侍」みたいな人たちを用心棒にしておきたいものです。分離発注の魅力のひとつですね。 | 現場の代 (その他の体験ブログ) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |